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執筆者の写真律子 中村

「心を込めて丁寧に」~女王様から一転、膝まづいてタイ人スタッフの足を洗ってみれば。。


いつも料理レッスンでも心掛けている「心を込めて丁寧に」をはじめて教えてくれた方は、数年前、タイ人のマッサージの方でした。


この話はいつかラジオでお話ししようと思っていました。


私は「あえて立場を変えてみる」ということを意識してしていて、ある時「ここが東京で一番いいタイマッサージのお店ですよ」と紹介していただき訪ねたお店の店長さんがあまりにも上手なので、頼み込んで特別にタイマッサージを習ったことがあります。



バンコクでも習ったことはフェイスブックにも以前書きました。バンコクでも隠れ家のような一軒家で相当高いマッサージも受け、一転、スクールで先生にはマッサージを習い、タイ人のスクール生にマッサージをしたという。。最後は、ご近所のおばちゃん同士みたいな写真をアップしたことがありました笑


東京でタイマッサージ。さっきまで、至れり尽くせりの女王様のような立場から、一転、膝まづいて、まず、さっきまで私をマッサージしてくれていたタイ人のスタッフさんの足を洗います。


その人のタイ人の友達が来て、頭の上でタイ語で交わされる会話はまったくわかりません。その時の気持ちもよく刻みました。言葉がわからない中、マイノリティになること、この疎外感を心に刻もうと思いました。そして「ああ、きもちいい」と笑顔で言ってもらうととても嬉しい。立場を変えて見えてくるものがあります。


でも、私が学んだのはマッサージのテクニックだけじゃなく、

店長さんの

「心からお客様に元気になって、というきもちがだいじね」 「マッサージしながら、べつのことを考えていたらわかります」

と日本語でおっしゃっていた言葉。



「在り方はなににも勝る」と思ったのが、この時の衝撃でした。



この経験から、私の「心を込めて丁寧に」が始まりました。


「Ritsuko's Kitchen Hygge」ひとりの受講生でも100人の受講生でも、おひとりおひとりの笑顔を願って、心を込めて丁寧にお伝えしていきたいと思います。








明日も「90分で作るお花見弁当」オンライン早朝レッスンです「心を込めて丁寧に」お伝えしたいと思います<(_ _)>

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